ぶらんのぷよぷよ談話1.5
「つな引きと二人三脚での頑張り」

ぶろん:ちょっと、ぶらん君?
ぶらん:何ですか?
ぶろん:この前紹介した私の友達、どう思う?
ぶらん:どう、って…。まあ、あの方はまだぷよぷよ始めたばかりだし、そんなに上手にできなくてもいいと思いますよ。
ぶろん:いや、ぷよの連鎖力じゃなくって、あいつの性格の方の話なんだ。飽きっぽくて自分勝手、とでも言うのかな、あいつ何度も何度も「他のゲームしよう」って言ってただろ?
ぶらん:性格ですか。まあ、性格の好き嫌いのコメントは控えさせて頂きますが、おそらく、ぶろんさんほどのハイペースな上達は望めないでしょうね。
ぶろん:やっぱりそうだろ? あいつを一人前のぷよら~に育てるのは至難の業だと思う。私が上達する過程で君はいろいろ教えてくれたけど、同じようにあいつに私が教えるとしても、うまくやっていける自信はないんだよ。
ぶらん:…。なるほど。あの方と同じペースで走ってくれる味方が必要なんですね?
ぶろん:同じペースねぇ。できればこっちのペースに合わせて欲しい所だが、それは無理かな。
ぶらん:こんな話を何度か聞いたことがあるんですよ。2人の仲良し友達がいました。2人はぷよぷよというゲームに出会い、対戦で遊び始めました。最初は2人とも楽しくやってました。でもその2人は上達のペースに差があって、上達の遅い方は負けてばかりで楽しくなくなってきました。ついに2人はぷよぷよをやめてしまいました。ってね。…確か、そうやって私も弟を置き去りにしたはずですから。
ぶろん:私が置き去りにならなかったのは、実は珍しいケースだったのか!?
ぶらん:現実世界では珍しいでしょうね。ここは仮想世界、そしてぶろんさんの個性がそうだから置き去りにならなかっただけでしょう。
ぶろん:…。なるほどな。じゃあ、現実世界の問題を考えるべき時が来たってことか。ペースに差のある2人の二人三脚を成立させる、という問題を。
ぶらん:もし、やっていく方法が二人三脚しかない場合なら、お互いにパートナーのペースに近付けるよう努めるのがいいと思います。ペースの遅い人にも頑張って欲しいところですが、ペースの速い人はその頑張りをパートナーの様子見にも回すべきだと思います。
ぶろん:なるほど、ちょっと話が反れるが、会議とかの場で自分の意見だけ次々言うヤツいるだろ。あれのせいでその場全体がシラケたり混乱したりするのも、二人三脚が成立していないからかな。
ぶらん:まあその考えは的を得ていると思います。勝手に独走し始めたら、単なる徒競走、と言った所でしょうね。
ぶろん:でもさ、今回の友達と私の場合でもその方法でやっていけるんだろうか?
ぶらん:二人三脚が無理そうな場合、ですか。それじゃあ、いっそのこと、もっと友達を集めてつな引きにしてしまったらどうでしょうか?
ぶろん:つな引きか! そうすればペースの速い人、やや速い人、…、遅い人、みんな力を合わせて頑張れる、かな? その前に、その人数はどうやって集めるんだい?
ぶらん:まず2人友達がありますよね。そのどちらかが友達を1人引っ張って、3人になったら、また誰かが友達を1人引っ張って、…、とやっていけないものでしょうか?
ぶろん:なるほど、4人の中に「友達の友達の友達」がいても、それはやっぱり友達ってところか。
ぶらん:そして、最低4人いれば、すぐにぷよぷよをやめることはないかな、と思ってるんです。4人いたら対戦の組み合わせは6通りありますし、自分以外の3人の対戦を見ていることもできますし、ね?
ぶろん:4人だったら、つな引きというよりはリレー競走かな。
ぶらん:まあ4人でつな引きってのはあまり聞かないですね。ただ、つな引きつまりぷよ団体のようなものにするのなら、リーダー的存在が重要だと思います。
ぶろん:つな引きで例えるなら、…えっと、名前忘れたけど、前で旗振って「そおれ」「よいしょ」ってかけ声出す人、になるかな。
ぶらん:そうですね。あのかけ声があってこそ、他の人は力を入れるタイミングとかが分かるんでしょうから。な●やとかせん●いとかは、みんな力を入れるべきタイミングとかを見失って、結局力を入れるべきかどうかも分からなくなってきた、って感じだったと思います。
ぶろん:そういえば、君は大阪のぷよのリーダーになる気はあるのか?
ぶらん:ないです(爆)。いけ●とかに「俺こそリーダー」みたいな人がいるようなので、そちらに任せてます。それに私はいし●わとく●つのぷよ団体のメンバーらしいですし。
ぶろん:それ、伏せる必要あるのか(笑)? しかも地元を裏切ってる感じがするぞ。
ぶらん:…。あ、あと、メンバーが多くなると、いろいろな連鎖の作り方とかが見れて楽しくなると思いますよ(汗)。
ぶろん:そう来たか(笑)。でも見ても仕方ない積みとかもあるだろ?
ぶらん:いや、それぞれの積み方の強さ・弱さを見て確かめるのは十分意味があると思います。あと、目指す完成形は同じでも積む順番によって弱点が変わったりとか。
ぶろん:そういえば君が階段積みするのをほとんど見ないけど、階段の強さは知ってるよね?
ぶらん:階段がメジャーっぽいから、私は挟み込み。(本当?)
ぶらんのぷよぷよ談話1.5
1999年4月30日発行
2.0「ごみははるかかなたへ!」